カテゴリ:2013年4月ー6月



01日 7月 2013
昨年に続き、今年も水無月を作りました。 あまり小豆がぎっしりと敷き詰められているものは 砂利のように見えて美しくないということで (詳しくは手製和菓子帖(其の三)をご覧下さい) 今年も小豆の量は控えめに。 三角は氷を見立てているということで、涼感を出すために 二層の上部に寒天(アガー)を使いました。...
01日 7月 2013
床 落花流水送 花 虎の尾 紫陽花 糸芒 花入 槍の鞘 小間 加茂川 香盒 舟人物蒔絵 大真 お稽古は今週、来週と短冊箱です。 禅語は、「落花流水を送る」 花は流される為に散ったのではなく、 川は花を運ぶ為に流れているのではありません。 互いに相手から頼まれたわけでもなく、 どちらも恩をきせるわけでもありません。...
24日 6月 2013
22日。社中7名で浜松に行ってきました。 かつて、京都の都から近い琵琶湖を近江、遠い浜名湖を遠江と呼んでいました。 その地域一体は遠の州。 現在でも遠州の名はあちこちに残っています。 因みに、この地で普請奉行として、駿府城修築の功により、 従五位下遠江守に任じられたのが、小堀遠州です。 遠州という通称はその官位からきたものだったのです。...
17日 6月 2013
6月16日、目黒雅叙園にて、 先日亡くなられた小林宗離さんを偲ぶ会が行われました。 乙亥会は、添え釜をさせて頂きました。 宗離さんのお道具 一、青磁薄氷香炉 水上焼 葵釡 井上寿博    奥利根の長石と粘土にて 一、白磁花瓶 井上寿博 一、郡上茶盌 伸 一、六歌仙蒔絵棗 輪島塗 長井幸夫 一、うふふふ徳利 彩磁 一三 一、水注 釜 風炉切合...
11日 6月 2013
土曜はお稽古の後、三渓園へ蛍を見に行ってきました。 蛍を見られるのは暗くなってからなので、 その前に三溪園のそばの隣花苑でお食事を。 原三溪の孫にあたる方がはじめられ、今はそのお子様が受け継がれています。 床には原三溪が描いた花菖蒲の絵。 器にも花菖蒲が描かれたものが使われ、自然とその後の三溪園への期待が高まりました。...
11日 6月 2013
床 臥薪嘗胆 今週のお稽古では、姫沙羅を使い、皆でお花を入れる練習をしました。 葉や花がびっしりとついている状態から、 いかにその数を減らし、楚々とした、爽やかな枝振りにすることができるか。 皆様大変熱心に取り組まれていました。 同じ花材、同じ作業でも、 出来上がった作品は正統派や、モダン、若々しさに溢れるものなど、...
03日 6月 2013
床 「芦葉達磨」廓然無聖 法谷文雅 自画賛 花 時のもの 花入 青磁  梶田厚 香盒 屈輪紋 根来香盒 土居義峰 風炉先 仿古小屏風  水指 古水次 茶器 丹波焼 胴塚手 陶谷    「東都に赴き給ふ折ニ」吉水正 袋 唐華唐草鱗紋 棗 ひさご 茶盌 粉引 水野双鶴    練込み「川」昭和43年御題 水野双鶴    刷毛目 水野寿山...
27日 5月 2013
花梨の砂糖漬けを頂いたので、粒餡を用いた羊羹を作りました。 あまり花梨が主張すると好き嫌いが出ると思い、 少し花梨の量を控えめにしました。 その結果 食べているときは普通の羊羹とあまり変わらないのですが、 後味はスッとした清涼感を残し、小豆と砂糖の甘味を引きずらない。 手前味噌ながらちょうどいい塩梅になったような気がします。...
27日 5月 2013
床 吹毛常磨 花 瓔珞アナナス 常盤露草 七竈 花入 鵜籠 香盒 筏 青楓蒔絵 紙釡敷 「水」 お稽古では織田有楽について取り上げました。 戦国史としての織田有楽はあまり良いイメージで描かれないことが多いように思いますが、 茶道史では言わずと知れた重要人物。調べるほどに興味が湧く奥深さがあります。...
13日 5月 2013
床 青山緑水 泰道老師 花 茉莉花 小判草 チリあやめ 花入 網代四方籠 香盒 南瓜 タイ製 寄付 国宝 杜若 尾形光琳 5月に入り、炉から風炉へと切り替わりました。 木曜はとても清々しい気候であった為、外で茶箱のお稽古をしました。 この季節になると木々の緑がとても力強く、圧倒されるようです。 「青山緑水」 5月の禅語としてよく用いられます。...

さらに表示する