カテゴリ:2015年10月ー12月



28日 12月 2015
床 雪天満 今年最後のお稽古。 短檠を用いて夜咄の趣向に致しました。 茶会や許状式、花の式等、充実した一年を終えることが出来ました。 心より御礼申し上げます。 有難うございました。 来年も宜しくお願い申し上げます。 *ギャラリーに2015年の思い出を少しだけ載せました。ご覧下さい。
14日 12月 2015
茶箱席 其之一 蒟醤一式 黄交趾揃 六瓢図一式 染付揃 茶盌 唐津 茶箱席 其之二 松葉図一式 緑交趾揃 笹蒔絵一式 仁清写竹図揃 茶箱席 其之三 菊毛彫一式 七宝繋揃  黒箔蒔絵一式 道元様御歌より 濁りなき心の水にすむ月は波も砕けて光とぞなる  茶盌 高麗青磁 筒 天目釉 振出 硝子 19年目の三葉会茶会。 乙亥会は立礼席を担当しました。...
07日 12月 2015
床 乙亥松 花 山茶花 野牡丹 茶会前最後のお稽古ということで、問答の特訓を致しました。 点前をしながらなので、点前の順序は完全に頭に入っていて、かつ自然に動けるようにしないといけません。 何十年のベテランの方も一年目の方もこれが出来るように練習しました。 あとは当日、一人でも多くのお客様に喜んで頂けます様に。
30日 11月 2015
床 日々是好日 花 満天星 曙椿 昨日でも、明日でもなく、今日という貴重な日を大切に精一杯過ごすことの重要さを 教える言葉である (作品を書かれた森さんの解説より) 前の週の「日新又日新」を受けて書かれたかのようにリンクしていますが、 勿論そういう意図でこの言葉を選ばれたのではありません。 このところ、乙亥会では...
23日 11月 2015
床 日新又日新 毎日を新たな気持ちで、過ぎたことや先のことを心配せず、この日を大切に過ごすという意味です (今回作品を書かれた新生さんの解説より) 今回の「日新又日新」という言葉は 殷の時代の言葉だそうです。 殷というと、紀元前17世紀から始まったとされていますから 果てしなく昔の言葉です。...
16日 11月 2015
床 悟道 花 山茶花 香盒 滑車 お稽古では茶会に向けて茶箱の練習をしています。 悟の道。 誰でも道を歩いているのですが、 その道が見えない為に大きな道か小さな道か分からず 大きな道を歩いているつもりでも往々にして小さな道で迷っている人が少なくありません (今回作品を書かれた松井さんの解説文より) 大象不遊於兎径...
10日 11月 2015
炉開きは茶道の正月。 いつも善哉をお出ししています。 今回は、4歳の娘に利休白玉を作ってもらい、一緒に召上って頂きました。 利休白玉は、小さな子どもが作るのに最適だと思います。 白玉粉に豆腐を少しずつ入れて 耳たぶの固さになるまでね ねんどの時みたいに コロコロちっちゃなお団子を作って お湯が沸いたらお団子入れて ぷかーっと浮かんできたら...
09日 11月 2015
床 継続は力なり 花 炉開椿 香盒 玄猪包 床は、井沢さんの「継続は力なり」 ご自身の、茶道や運動を中断してしまうことを 戒め、鼓舞する意味で書かれたそうです。 また、「開門多落葉」の軸が手に入りましたので 早速かけてみました。 この言葉は炉開に定番となっている禅語です。 聽雨寒更盡 開門落葉多 雨を聴いて寒更尽き、門を開けば落葉多し。...
02日 11月 2015
床 拈華微笑 花 藤袴 猫髭 花入 経筒 今回の禅語は「拈華微笑」 土曜のお稽古に来られている小杉さんの作品ですが 前の週、渋谷さんに付けさせて頂いた庵名「拈華庵」と同じですが ご本人はそのことを知らずにこの言葉を選ばれました。 あまりにタイムリーで皆様驚かれていました。 拈華微笑という言葉を聞くと、 私は渋谷さんのお顔が浮かびます。...
27日 10月 2015
花梨というと、母にとっては生家の庭に育っていた木。 その大切な木は、母の平家琵琶にも使われています。 今回、許状式を迎えられるお三方の歩みを振り返ることは、そのまま母の茶道人生を振り返ることでした。 主菓子として、花梨を用いた羊羹を作りました。 固まった羊羹をひっくり返すと、まるで磨いた石板のように艶々としていました。...

さらに表示する