4/14_16 半歌仙茶飯釜 諸葛菜の巻

床 松果食スルニ余リアリ 猿自画賛

花 諸葛菜 一入 苧環 木通 桃小花

花入 短冊篭

寄付 筍と子供画 山吹 八重桜

 

 

炉から風炉へと準備をするこの時期

乙亥会では茶飯釜をするのが恒例となっております。

 

作年は、ご飯が炊けるまでの間

お酒を飲みながら床の俳句に付け句をしましたが、

今年は連句。

半歌仙に挑戦してみました。

 

木曜、土曜と同じ発句(五・七・五) に対して、

最初の人が七・七、

次の人が五・七・五・・・と添えていきます。

 

連句には細かいルールが沢山あり、それによって味わい深い歌仙が巻き上がる仕組みになっています。

木曜は、全員が初心者なので、ルールを緩く設定し、皆で案を出しながらどんどんと進めました。

土曜は、連句をされている方の本格的な捌きにより、一人一人が良句を生めるようにじっくりと進めました。

土曜の巻は現在進行している最中ですが、

同じ句から始まっても全く異なる世界が生まれていると思います 

出来上がりを皆さんで鑑賞するのが楽しみですね。

 

 

茶飯釜の方は、皆さんが持ち寄られたお心入れのお料理と共に美味しく頂くことが出来ました。

土曜は前日に掘られたばかりの筍という、大御馳走が登場していましたね。

 

連句も茶飯釜も一座建立。

次回は28日と30日に行います。