お彼岸で、萩が綺麗に咲きましたので
お稽古にも御萩を作って皆様に召上って頂きました。
小豆の粒が萩の花が咲き乱れている様子に
似ていることから名づけられた御萩。
形も萩の花のように(小豆の形のように)
小ぶりの俵型に整えると良いようです。
同じようなお菓子で「ぼたもち」がありますが
こちらは「牡丹餅」と書く通り
牡丹の花に由来するとの説が一番有名ですね。
牡丹の花のように盛り付けて、牡丹の季節=春のお彼岸に食べるからぼたもちであると。
餡も、基本的に御萩は粒あん、ぼたもちはこしあんであると言われています。
これは小豆の収穫時期と関係しています。
御萩の時期は丁度小豆の収穫の頃ですので、
柔らかい皮ごと粒あんにするのが美味しいのですが
春になると皮が固くなるので漉し餡にした方が良いのです。
写真は胡麻をまぶしたものですが
粒あんのものも作りました。
(胡麻の御萩も中身は粒あんです)
今回初めて、3歳の娘が一緒に作ってくれました。
胡麻を扱う作業が砂遊びのようで楽しかったようです。
次回のお彼岸には
もっと高度なお手伝いができるようになってくれているのではないかと期待しています。
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