8/8_10 茶カフキその六

床 追涼風 大亀賛

花 朝顔 露草

花入 曽呂利

 

今回は、天正15年、利休が藪内紹智を訪ねた際に唐銅の花入に姫瓜を入れた逸話を学びました。

それに因み、花入れは敢えて曽呂利を選び、

姫瓜と同じ弦植物の朝顔と、露草を入れました。

 

 

毎年この時期に行っている茶カフキ。

茶カフキのルーツについては簡単に去年のブログで述べています。

 

何故「カフキ」と片仮名表記なのか、質問がありましたが

闘茶を茶道に取り入れた、他の点前とは一線を画したものとして

砕けた表現の際用いられる片仮名が採用されたのであろうと思います。

 

 

お茶は点て方によって味が大きく変わりますから、

お点前を担当された方は緊張されたかもしれません。

それでも日頃の鍛錬の結果でしょうか、今回は全て正解された方が多くいらっしゃいました。

全問正解の方、おめでとうございました。

外れてしまった方も、皆様楽しんで頂けたようで良かったです。

 

特に土曜は、2名の方が入門され、

とても和気藹々と盛り上がったとか。

 

新しいお仲間が増えるとお稽古が活気づきますね。

お互いを敬い、高めあいながら、楽しく歩んでいきたいと思っております。

今後とも末永く宜しくお願い致します。