手製和菓子帖(其の十三)―創作水無月―

昨年に続き、今年も水無月を作りました。

 

あまり小豆がぎっしりと敷き詰められているものは

砂利のように見えて美しくないということで

(詳しくは手製和菓子帖(其の三)をご覧下さい)

今年も小豆の量は控えめに。

 

三角は氷を見立てているということで、涼感を出すために

二層の上部に寒天(アガー)を使いました。

 

下層は加熱して固め、上層は冷やして固めるという性質のものを選択してしまったので

程よく固めるのに苦労しました。

 

もう少し下が固くても良かったですね。

 

このお菓子だけは毎年作ろうと考えているので、

来年はより良いものをお出しできるよう精進致します。