6/14_16 短冊箱2

小間

 

水壺 備前ひさご形 蓋水紋

棗 箱根寄木細工 銘梵鐘

茶盌 丹波焼 陶谷 句銘「黒豆の育つ丹波や夏の霧 久良木先生」

次 信楽焼

茶杓 (短冊に因み)

蓋置 銘氷壺

建水 餌ふご つばくろ図

 

丹波焼の茶碗はその色からも黒豆を連想させるものであったため、久良木先生の句を銘としました。

 

蓋置は化粧クリームが入っていたものをネイルアート用銀粉で装飾したものです。

一片氷心在玉壺から銘をつけました。

 

建水のツバメはいつもこの時期に登場します。

梅雨の時期は注意深く見るとヒナを見つけることができます。

めいっぱい黄色い口を開いて餌を待つヒナの姿は本当に愛らしいものですね。

 

ちなみにこの時期といえば蝸牛。

母が娘に見せようと紫陽花の葉についていたのを見つけて目の前に持ってきたところ

娘が握りつぶそうとしたので慌てて避難させました。

 

 

 

床の間について。

お軸に因み、お花は山ごぼうと甘茶を有馬籠に入れました。

香合は傘です。

引き続き問答のお稽古をしましたが、スムーズにできた様子でした。

 

 

(床の間の写真はギャラリーをご覧下さい)