6月になり、短冊箱のお稽古に入りました。
道具(広間)
水壺 羽生田焼
棗 箱根寄木細工 銘 夕やけ
茶盌 銘清流 真清水蔵六 平成五年金閣寺大書院壁画完成記念
次 銹絵 芦の図 魁雲
茶杓 (短冊に因み各々)
蓋置 仁清写 芦に蛍図
建水 餌ふご 天目釉
菓子 あじさい餅 鶴屋吉信
梅雨 青柳
短冊は各々が書いてきたものです。
点前が自分の書いた短冊を掛け、正客と問答の連習をすることが狙いです。
皆様短冊には思い思いの作品を書いていらっしゃいました。
私個人は、ある有名な俳句が人生の中でこれ以上はまる機会はないであろうと思い、
また、自分でいくら頭をひねってもこれ以上の句はできないであろうと考え、
その句をそのまま書きました。
万緑の中や吾子の歯生え初むる
中村草田男
娘の小さな歯が3本見えてきました。
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