床 一聲入山月
花 山法師
お稽古は引き続き茶箱と、藤の長緒。
座学も志野です。
話はそれるのですが、私は山法師の花を見ると
どうしてもルイ・ヴィトンのモノグラムを連想してしまいます。
良い機会なので
あのモノグラムは何の柄なのか、少し調べてみました。
ヴィトンの「モノグラム・キャンバス」柄は
1896年に2代目のジョルジュ・ヴィトンにより
コピー商品、模倣防止のために製作、発表されたそうですが、
この模様、
当時のパリ万国博覧会をきっかけに大流行していたジャポニズムの影響を強く受け、
日本の家紋にヒントを得て作られたそうなのです。
この話はテレビで取り上げられたこともあるそうなので
ご存知の方も多いかもしれませんね。
因みに、モノグラムと同様に人気のダミエ柄は、
日本の市松模様を元に作られたそうです。
だからでしょうか、
ルイヴィトンのバッグは、形にもよりますが、
着物に合わせても違和感がないものが多いように思います。
日本人がルイ・ヴィトンに惹かれる理由が分かるような気がしますね。
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