最近ヤフオクで落札した花入れ3品を
お稽古に持って行きましたところ
花入れの一つ一つに、皆さんが
『西大寺(さいだいじ)』
『無心(むしん)』
『歩(あゆみ)』
と素敵な名前を付けてくれました。
奈良は西大寺の特大茶碗で楽しむ初釜
「大茶盛式」で使用される茶筅のような花入れであるので『西大寺』
私が書いた禅語「無心」をそのまま表している花入れであるので『無心』
(5/29 31アナと雪の女王参照)、
像の足に似た花入れで常に前進して行くと言う意味で『歩』と命名しました。
床に掛けてあるのは
先生お気に入りのひとつ『箙(えびら)』で
弓をいれる道具に似ているので名付けられました。
3つの花入れを使って“花寄” を七人全員で行いました。
中央の箙に呼応するように注意しながら
お花も箙に入っている
玉紫陽花
鷺草
雁草
以外のものを入れました。
ルールは先日の
“回り花”
(6/26 28 短冊箱 逆勝手 回り花参照)
と同じで
四番目の人からは他人が生けてある花を抜いて自分の花を生けるという行事で
大変楽しく和やかに行われました。
写真は、“花寄”が終了した時ものです。
(花入れの横に命名札が置いてあります)
今回のお稽古レポートは小寺さんです。
購入されたばかりのお道具を拝見し
皆でアイディアを出し合って名前を決めました。
道具の命名は想像力と教養が求められる作業ですね。
花寄せと共に皆さん喜んで頂けたようです。
小寺さん、有難うございました。
*写真ではお花の元気がありませんが、お稽古終了後に写真を撮ったもので、
花寄せ中は美しく咲いてくれていました。
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